2005年11月26日

格差

日本帰国時のある日。
「中国ってどうなんですかね?」
「うーん、確かに人口がすごくて強大な市場とか言われてるけれど、格差がね 携帯でもそうでしょ、牛育ててる人が携帯をいじっているわけないだろうし実際に市場になるのはほんの一握りだよね。」

中国はどうなの?とここにいて考えると一概に超バブリーな感じでどんどん便乗しちゃえって言えないしかといってこの国はダメだよとも言えなかったりする。大連から15分くらい郊外に出ればそこはさながら30年くらい前の日本のようで、川で洗濯している人とかもちらほらいたりする。かといって職場の近くではAudiとかBentzとか普通にとめてあったり。この素敵なほどの格差。なのでこの国は全くわかりません。

そんなこんなの中国にコンシェルジェ 11月号より関連するを記事を二つ

「贅沢品消費世界第3位」より
贅沢品、俗に言う宝石、ファッション、化粧品など中国で現在販売されている総額は約20億。会計事務所「Ent&Young」によるとこれはアメリカ、日本に次ぐ世界第三位とのこと。また今後三年間20%の勢いで成長すると予測され15年には世界第二位になることが予測されている。この市場には年収24万元以上、貯蓄30万元〜50万元、裕福層と外資系勤務のホワイトカラー層にわかれるとのこと。

そんな一方で「外地人差別禁止」より
外地人とは特に農村出身者、北京市以外の出身者をさす。この度、小、中学生の生活における行動規範として発行される「北京市中小学生日常高位模範解読」がリニューアルされた。その中には「外地人を差別してはいけない」という項目がもりこまれ同行規範には「外地人の差別や侮辱を禁止し、彼らの発音や服装を嘲笑や悪ふざけ冗談の材料としてはいけない」とされている。
posted by nobert at 18:18| Comment(7) | TrackBack(0) | ニュース観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
もはや中国は「なんでも飲み込むブラックホール」とまでいわれてはじめて久しいですよね。原材料から消費財まで世界中の物資が集まってる感じがします。

というのも、米国ももはや自分を支えるだけで精一杯で、じゃぁここがチャンスと思われるEC諸国もなんだかんだで自滅気味。

そうなると、今、全世界を覆っている不況を救えるのは中国をどんどん成長させてどんどん世界中の物資を消費してくれるしかない!っていうのが世界の先進諸国の考えのような気がします。

対外的には緊迫ムードを保ちつつも、本音は中国成長ウェルカム、という図式。

ーーー久しぶりに写真無しのnobertの記事、グーです!
Posted by うよじ at 2005年11月27日 03:39
なんか興味深い記事だな。かなり。私も日本人プラスアメリカにいる身としては、中国って一体どういう国?っつーのは気になるところだよな。
Posted by E子 at 2005年11月27日 14:06
>中国って一体どういう国?

 以前からお目に掛かっているE子さんへ、話しかけるのは初めてですね。あらためましてこんにちは。ボクは「うよじ」とか「石山」とか適当に名乗っている東京に住むおっさんです。

 で、今現在、nobert君のように中国にいる日本人が集っているブログ集があって、ボクはとても参考にしています。そのサイトはここでも度々話題に出ているコンシェルジェがやっているとこで、「ちゃいナビ」ってとこ。

 http://www.chainavi.jp//blog/


 その他にも、日中貿易の先駆け的サイト「アリババ」もたまにのぞくと日中の仕事の現状がかいま見れますよ。しかも、ボクも知らなかったんだけれど、このアリババ、年間5000億円以上の売上を誇っているらしいですよ。すげー。

 http://japan.alibaba.com/


 既にご存じだったり、ボクがなにかしゃしゃり出ているようだったらスルーしちゃってくださいませませ。^^ ではでは!
Posted by うよじ>E子さん、nobert at 2005年11月27日 20:26
うよじさん、こんばんわ!
久しぶりに頭を使った記事だったのでコメントうれしいですありがとうございました。
>世界中の物資を消費してくれるしかない!
素敵なご教示ありがとうございます。確かに記事で書いた中国リッチ市場のお金の使いっぷりは日本人の私が見ても驚くほどです。ゴルフの打ちっぱなしなどでも服装やゴルフクラブは完璧一級品なのですがハチャメチャなスウィングしている人多いです。ある程度お金がたまっても先進国ほどエンターテイメントが少なく(特に大連は)、なので海外でカードを切りまくるんでしょうね。。

最近、DVD機が壊れてしまいTVなどを見ているのですが。
http://japan.alibaba.com/ のTV CMがしょっちゅう流れてきます。

>E子さん
どもども。確かにアメリカにいると中国に対する注目度ってあがりますよね。ニュースであったり、移民であったり、授業であったりと。それで中国に来たのだけれどまだ分かりません。。ともあれせっかく中国にいるのだからと最近は情報をかきあさったりしています。

石山さんからご紹介いただいたサイトは本当に色々と情報が載っていますので是非見てみてね。>石山さんありがとうございます。
Posted by nobert at 2005年11月27日 21:33
チョンマネヨー
(韓国語で「どういたしまして」)

…ここで一回、韓国語使ってみたかった。
意味はないんだけれど(笑)
Posted by うよじ石山 at 2005年11月27日 23:27
うよじさん。
おー。どうもありがとうございます。こんな日中関係のウェブサイトなんてあったんですね。全く分からないのでかなり参考になりますよ。恥ずかしながら経済の仕組みとか弱いので。別に特に強いものもないですけど。今後ちょっとチェック入れてみます。
○ぶ
初めて○ぶのブログが役に立った気がするぜ。どうもな。
Posted by E子 at 2005年12月09日 07:52
E子さん。どもども。だよね。自分のブログながらこんなふうに使ってもらえるとは思ってもいませんでしたよ。ちょっぴりくっきり感動もんです。
Posted by nobert at 2005年12月10日 17:21
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