電話営業ならではの難しさをふつふつと感じている最近。外回りの営業をやっていたころは、徹夜で企画書を書いてその足で朝一の別件の打ち合わせにもちろん駅から打ち合わせは猛ダッシュ。それはもう体がいくつあっても足りないという感じだった。
(忙しかった時はですが)。。
電話営業では外回りにあるような移動などの間接時間がない分めいいっぱい営業することになる。でも恐ろしいほど仕事量は多いそれは電話をとればとるほど。精神的には以前、喫茶店でバイトをしていたとき、60名くらいをが入れるホールで、客が出ては入ってくるランチタイムと同じくらいテンぱる。
なのでこの職で「要領のよさ」は「トークの質」と同じくらい重要。もちろんこの二つは表裏一体で要領が悪ければトークの質もおのずと下がるし、トークの質が悪ければいくら電話をとっても売れないので要領も意味を成さなかったりする。
営業をしている中国人は下積みが長い分、仕事を知っているので要領の良さは抜群(さばさばしてるお国柄もあるのかも)。そして営業できるほどのトークの質も持っている。
ただそれだけじゃパッとしない日本人の私が納得できない、だって日本人が営業で負けてるなんて。
ただ明らかに僕が感じているのは数字に対する執着心が強いということ。以前にも書いたけれど中国人は意外に純粋なところがあって、その純粋さが営業に向いている。このような職場の雰囲気を作ったマネージャーはやはりすごいと思う。
僕の心の師匠、石山さんが最近ブログで>コミュニケーションとは「いかに、相手に理解されて、共感を得られて、>好感を持ってもらって、売れるか?」とコメントしていた。
これなんだよなと心から思った、言うまでもなく相手に理解させるのは僕ら日本人の方がうまい、ただ共感、好感を得るには一工夫必要だし、もっと必死にならなければ。
純粋に営業をして、純粋に数字を求めている彼ら彼女らは必死だ。だから僕らより共感を得られて、好感をもってもらっっているような気がする。
ある日、仕事の後、同い年の日本人同僚と食事に行く。
彼もトークはすばらしいけれど、伸び悩んでいる人の一人。
さみしいかなお互いでお互いのことほめあってました。
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